最高の贅沢!ママに「自由時間」をプレゼントする父子キャンプ計画
「ママが自由に使える贅沢な時間をプレゼントする」。高価なギフトもいいですが、我が家では“優雅な時間”こそ最高の贅沢だと考えています。夜中まで映画を観たり、友だちとの飲み会を思いっきり楽しんだり──とにかくママには、日頃の家事や育児から離れて好きなことをしてほしい。

そんな想いから、今回は6歳の息子と二人で一泊二日の“デュオキャンプ”を企画してみました…が、後にちょっとしたハプニングが起きることに。
キャンプ場選び – いつもの場所だけど、特別なワクワク
家から車で15分ほどの“いつものキャンプ場”へ行くことにしました。何度も行っているので、「またここ?」と息子が嫌がるかと思いきや、「パパと2人なら行きたい!」と意外にも大喜び。やはりメンバーや目的が変わるだけで、子どもには新鮮な体験になるようです。
なぜ父と子の2人旅? ~メリット3つ~

1)ママが思いっきりリラックスできる
今回のいちばんの目的は、「ママにのんびり過ごしてもらうこと」。好きなことを好きなだけ楽しんでもらうために父子で家を空けようと考えました。育児や家事から少し離れて、自分のためだけに時間を使ってもらえるのが最高の贅沢だと思っています。
2)親子の会話が増える
キャンプではスマホやテレビを控えめに、自然の中でじっくり話す時間を取ります。「夜はどうやって過ごそう?」「明日は何して遊ぶ?」など、計画を立てるだけでもワクワク。子どもの意見を聞きながら準備するのは、普段とはまた違ったコミュニケーションになります。
3)子どもの“自立心”や“チャレンジ精神”が育つ
テントを張ったり火を起こしたり、キャンプは子どもが手を動かして学べる場面がたくさん。いつものキャンプ場でも“パパと2人だけ”というシチュエーションになると、一気に“大冒険”へと早変わり。息子の「やってみたい!」という気持ちがぐんぐん伸びるのを感じます。
安全で快適なキャンプをするためのポイント
- 設備が整った場所を選ぶ
子連れキャンプでは、トイレや炊事場が整備されているキャンプ場が安心です。管理棟が近いとトラブルが起きてもすぐに相談できます。 - 天候や虫刺され、夜間の冷えに注意
家から近いとはいえ、夜や朝方はグッと冷えることも。防寒着や虫よけグッズは忘れずに準備を。 - 救急セットは必携
子どもは全力で走り回るので、転倒やケガに備えて絆創膏や消毒液などを常備しておくと安心です。
気軽なキャンプ飯 – “手抜き”でも美味しく

今回のメインイベントは、実はデザートであるアップルパイ。初挑戦なので、息子にはサプライズにしておきたいところ。なのでほかのメニューはなるべく簡単にしようと考え、「シーフード缶のリゾット」と「トマトジュースで作るミネストローネ」を候補に挙げてみました。
<1)シーフード缶の簡単リゾット>
参考レシピ:
https://cookpad.com/jp/recipes/22626672
シーフード缶を使うことで、素材をいちいち切る手間が省けます。息子が「シーフード大好き!」ということでこのレシピに即決。トマトベースを加えたり、仕上げにチーズを乗せたりするだけで、味や見た目がランクアップします。
<2)トマトジュースで作るミネストローネ>
参考レシピ:
https://www.kagome.co.jp/products/recipe/Z5845/
常温で保存できるトマトジュースを使うと、キャンプに最適。余った分はそのまま飲めるのも便利です。具材をザクザク切って煮込むだけなので、準備も片付けもシンプル。息子にも手伝いやすい料理ですね。
サプライズのアップルパイ – ホットサンドメーカーで挑戦



参考レシピ:
https://www.bepal.net/archives/74210
ずっと気になっていたホットサンドメーカーでのアップルパイ。冷凍パイ生地で挟んで焼くだけと聞くと、とても簡単そうですが、私自身も初めてなのでドキドキ。とはいえ、もし成功すればキャンプ飯とは思えないほどのリッチなデザートになりそうです。ママにコツを聞くか悩みつつも、息子へのサプライズを優先しています。
我が家のホットサンドメーカーは IWANO 燕三条製 ホットサンドメーカー FT
キャンプ当日直前…まさかの“デイキャンプ”に!?
ところが、当日の朝になって息子が「夜にママがいないとさみしい…」と涙目に。以前にもママなしでキャンプをしたことはありますが、今回は様子が違い、息子の意思は相当固そうでした。そこで急きょ一泊をあきらめて、日中だけ楽しむ“デイキャンプ”に切り替えることに。ママにもう少し長いフリータイムをあげたかったのに…と正直残念でしたが、帰宅後にパパがリゾットを作って振る舞い、少しだけ“優雅な時間”を味わってもらえたかなと思います。
トランシーバーでかくれんぼ
デイキャンプ当日、お昼ご飯のあとは息子お気に入りのトランシーバーでかくれんぼをスタート! 通信距離は短いおもちゃですが、キャンプ場で遊ぶ分にはちょうどいい感じです。
「そっちからパパが見えていますか?どうぞ!」なんてやりとりをしながら、息子のヒントを頼りに探します。本当は我が子が隠れている場所が見えているんですけどね、そこはあえて気づかないフリ。のんびりした時間を楽しみつつ、息子が大興奮してくれたのが嬉しかったです。

お昼ご飯はミネストローネ&アップルパイ
夜ご飯に作るはずだったリゾットは家に持ち帰り、キャンプでのお昼はミネストローネとアップルパイをメインに。ホットサンドメーカーでのアップルパイは想像以上に簡単で、あっという間にサクサクの仕上がりに。息子も「こんなにおいしいの?!」と大喜び。意外と手間いらずなのに特別感があるので、キャンプデザートとしては大正解でした。
息子の成長に感動
今年、小学生になった息子は、ペグ打ちや焚き火台の設営など以前よりも見違えるほど上手にこなしていてびっくり。自分から「次は何をすればいい?」と聞いてきたり、道具の整理を手際よく進めたりと、頼もしさを感じました。帰宅後にママへ報告すると「そんなに成長してたんだ!」と驚きながら喜んでくれたのが、また嬉しかったですね。

まとめ – 予定変更があっても、キャンプの楽しさは変わらない

本当は一泊二日でママにたっぷり“ひとり時間”を味わってもらうはずでしたが、当日の息子の気持ちを尊重してデイキャンプへシフト。結果的には、短い時間ながらも親子で濃密な時間を過ごせましたし、家に帰ってから作ったリゾットでママも少しリラックスできたようです。
キャンプは、たとえ予定が変わっても、その状況ならではの楽しさを見つけられるのが魅力ですよね。次はぜひ、一泊二日で思いっきりママの自由時間をプレゼントしよう! そんな思いを新たにしつつ、今回のデイキャンプも大成功だったと感じています。高価なものを贈るより“家族それぞれが自由に過ごせる時間”をつくる──そんな方法も、思った以上に贅沢で素敵なプレゼントになるかもしれませんよ。
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